ふわりんのレビューブログ

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アカデミー賞受賞「パラサイト」を観た感想とあらすじ

   

先日、アカデミー賞を受賞した「パラサイト」。

私は日本公開翌日に観たのですが、ブラックジョーク的映画という印象でした。

今回、韓国映画のパラサイトが、アカデミー賞を受賞できたのには、今までと違う状況が選考側にあったからということです。

韓国映画「パラサイト」がアカデミー賞を受賞した理由

数年前までのアカデミー賞選考委員は、70%が白人でほとんどが男性という構成でした。

白人が製作した映画が多く受賞してきた歴史があり、ホワイトアカデミーと揶揄される原因にもなっていたのです。

そこでアカデミー賞選考委員の顔ぶれを一新。

マイノリティーな人々や、若者、アジア系やアフリカ系の人まで、満遍なく投票を可能にした結果、今まで「映画=ハリウッド」と頭に刷り込まれていた人が減少し、それ以外の人たちの投票が有効になったことで、始めての韓国映画の受賞となったそうです。

パラサイトのあらすじ

両親ともに失業中のギテクー家。

ピザの箱を折る内職をしながら、狭い家に4人で暮らしいます。

半地下なので、水圧の関係で、トイレも一番高い場所にあり、スマホ電波を拾うのも一苦労。

そんなある日、長男のウシクに、友達からバイトの話が舞い込みます。

友人が留学のため、今までしていた家庭教師のアルバイトを一時中断せざるを得ない。

自分がいない間、自分の変わりに家庭教師を引き継いで欲しいというものでした。

ウシクは大学を卒業してはいませんが、妹の協力で、大学の卒業証書を偽造し、大富豪のパク家にもぐりこみます。

受験請負人として信頼を得たウシクは、末っ子の美術の家庭教師を探していたパク夫人に、妹を推薦します。

もちろん、妹とは分からないように画策してのことですが、パク夫人はうっかりだまされてしまいました。

次はその妹が、パク家の運転手を罠にかけ、首になるよう仕向けます。

そして運転手に父を推薦するのです。

当然ここでも他人のふりです。

残るは母のみ。

そこで、パク家の住み込みのお手伝いさんを追い払う作戦を立て実行します。

これにもまんまと騙されたパク家の夫婦は、今度はギテクー一家の母親をお手伝いとして雇いました。

まぁまぁうまくいっていたある日、末っ子の男の子が「あれ?」と気がつきました。

どうやら4人からは、同じ匂いがしている様子。

この「匂い」が、この後のストーリーを作っていきます。

インディアンごっこに夢中の末っ子のため、家族でキャンプにでかけました。

誰もいないパク家のリビングで、ギテクー家の4人は酒盛りを始めます。

しかし外は土砂降り。

映画を観ているこちらは、「パク家が帰ってくるから、早く片付けなさい!」と、ドキドキしていました。

そんな最中、ピンポ~ン。

大慌ての4人。

しかしやってきたのは、追い出したお手伝いさんだったのです。

大切な忘れものをしてしまったので、家に入れてもらないかというお願いでした。

仕方なく3人が隠れ、住み込みのお手伝いをしている母親が対応します。

すると元お手伝いさんは、地下のそのまた地下に下りていくではありませんか。

北朝鮮からの核攻撃に備えたシェルターが、そこにはありました。

地下のシェルターにいたのは、元お手伝いさんの夫でした。

借金取りに追われ、逃げ場が無くなり、こっそりここに隠れ住んでいたのです。

興味津々で覗き見をしていたギクテー家の3人が、階段から落ちてしまい、元お手伝いさんに彼らの所業がバレてしまったのです。

ここから物語りは急展開。

もみ合ううちに、元家政婦さんは頭を強打して死亡。

元家政婦の夫を、再び地下に閉じ込めることに成功しました。

その日は市内に洪水が発生するほどの大雨。

やはりパク家は家に戻ってきてしまいます。

緊迫する中、とりあえず散らかっていたものを隠し、一家が寝静まるのを待って脱出。

家に戻ると、半地下の家は水が首まで浸水していました。

一家は避難所に待避します。

しかしその避難所で、今回の騒動は自分のせいだと感じたウシクは、自分が全ての責任を取ろうと決意しましした。

彼は家にあった石をもって地下向かいます。

紐で縛っておいた元家政婦とその夫を、殺すつもりだったのでしょう。

ところが、既に事切れていた元家政婦を見て動揺します。

元家政婦の夫は既に縄を自力で解いており、一気にウシクに襲い掛かります。

自分が運んだ石で滅多打ちにされたウシクは、意識がありません。

自分を匿い続けてくれた最愛の妻を殺された夫は、ギテクー家の人々を殺すため地上に向かいます。

その日はパク家の末っ子の誕生日パーティーが、庭で盛大に行われていました。

末っ子にバースティケーキを運ぶのは、美術の先生であるウシクの妹です。

まず最初に彼女が刺され、それを見た父親が飛び出します。

救急車を呼んでいては間に合わないと判断したパク家の当主が、運転手の父親にキーを寄越せと命じます。

投げた車のキーは地面に落下。

父親が刺した元家政婦の夫の身体が、運悪く落ちたキーの上に倒れこみます。

血まみれの死体を動かして車のキーを取り出す際、パクは鼻をつまみます。

それまで事あるごとに「匂い」を指摘されていた父親は、その行動に逆上しパクを刺し殺してしまいます。

父親は犯人として指名手配されますが、一向に見つかりません。

しかしある日ウシクは気づきました。

父親がいるのは、元家政婦の夫が住んでいた、地下の防空壕であることを。

彼らのコンプレックスだった匂いは、半地下の匂いです。

どうやっても消えない、身体に染み付いた匂いが、この物語の根幹にありました。

韓国には本当にある半地下の家

韓国では元々、半地下を防空壕として使っていたそうです。

住宅不足から国の指導の下、地下を住めるように改築し、今も沢山の人が住んでいるようです。

太陽の光が入らず、昼でも電気をつけておかないと、生活ができないレベルです。

一気に気がめいってしまいそうな・・・

テレビ取材を受けていた家族は、そこを1000万円で購入したと答えていました。

日本に住む私には、納得できない金額に思えます。

映画「パラサイト」の感想

貧富の差を面白おかしく描いた作品なのでしょうが、決して笑えるものでも無いし、スッキリするものでもありませんでした。

チョッと泥臭い地下臭と、生ごみと排泄物の匂いが画面から漂ってくるような・・・

観た後に「・・・・・」という、なんて表したら良いのか分からない、ねっとりした重たさに包まれました。

まぁ、私の私見なので、正直に書いちゃいました^^;

私個人は、もっと楽しかったり、ファンタスティックだったり、スカっとしたりするのが好きです。

だから合わないのかも・・・このパラサイト。。

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